
日本の企業の場合
職場によって様々な福利厚生がありますが、「どの程度個性的な福利厚生があるの?」という疑問が持つ人もいるでしょう。本当に存在するユニークな福利厚生を紹介します。福利厚生に対する考えが一変してしまいそうな個性的な福利厚生がいっぱいです。
3000円の飲み代を支給「Know me!」
福利厚生には、社員同士のコミュニケーションを深めて仲良く働いてもらいたい…という意図もあります。まさにその意図が感じられるユニークな福利厚生がSansan株式会社の「Know me!」(飲みと掛かっているそうです)です。仕事を始めると一部の人とは親密になりますが、ほとんど交わらない社員も多くなりがちです。このような事態を防ぐための福利厚生がKnow me!です。まだ一度も飲みに行った事のない他部署の社員と3人以内で飲みに行くと3,000円が支給されます。しかも月に2回まで利用可能です。飲み代が浮くだけでなく、知らない社員同士が仲良くなれるお酒好きには魅力的な福利厚生です。
「お昼寝」の福利厚生
健康的に働いて欲しい…福利厚生にはこのような意図も含まれています。眠たい時に「お昼寝」ができる権利を認めるという、ユニークな福利厚生を実施しているのが、株式会社OKUTAです。眠いのを我慢しながら仕事をするよりも、思い切ってお昼寝をした方が効率よく仕事ができるという発想から生まれた福利厚生です。業務中に眠くなったら約15分から20分、堂々と眠る事ができる嬉しい福利厚生です。
「親孝行」と「かき氷食べ放題」の福利制度
大和ハウス工業株式会社では「親孝行支援制度」という福利厚生を実施しています。地方から出てきた社員にとって、帰省の費用は家計を圧迫する大きな出費になります。実際に帰省費用のせいで何年も実家に帰っていない人も多いようです。そこで年4回を上限とし、距離に応じた帰省費用の補助金を1回当たり1.5万円から5.5万円給付しています。帰省をして親孝行をする事で、仕事へのモチベーションを高くしてもらう狙いです。
他にも暑さを乗り切るために「かき氷食べ放題制度」の福利厚生を実施しているのが株式会社サイブリッジです。最近の夏は暑すぎるため、かき氷を食べ放題にする事で暑さを乗り切ってもらおうという狙いのユニークな福利厚生です。このような福利厚生があれば、暑い夏でも思い切り仕事ができそうです。
本で知る日本企業の福利厚生
さらに個性的な福利厚生を知りたいと思った方は、書籍でユニークな福利厚生と出会ってみましょう。「日本でいちばん社員のやる気が上がる会社: 家族も喜ぶ福利厚生100」坂本光司著は、日本全国の1000の企業にアンケートを実施し、実際に実施されている福利厚生事例を紹介しています。福利厚生が実際に社員とその家族を幸せにしているか?というテーマにも踏み込んで取材されています。
日本でいちばん社員のやる気が上がる会社: 家族も喜ぶ福利厚生100
福利厚生のユニークな事例がたくさん掲載されていますので、職場選びの参考におすすめです。