病院では福利厚生の有無で働き方が大きく変化します

充実していたら嬉しい福利厚生

手に入れたい充実した福利厚生制度

福利厚生の有無で大きく変化

福利厚生の有無で大きく変化

現在の職場環境に満足できない看護師は、福利厚生が充実した職場への転職を狙ってみましょう。福利厚生によっては、収入が大幅に増えるのと同じような効果があるからです。また同じ収入でもたくさん休日がある職場にも注目です。

「年収が違う」くらい大きな差になる

福利厚生の代表格が「住宅手当」等の各種手当です。例えば家賃10万円の家に住み、子どもがいて4万円の保育園に通園しているとします。この時に福利厚生で「住宅手当2万5千円」「保育手当2万円」が支給されるとどうなるでしょう。家賃は10万円-2万5千円=7万5千円になり、1年間で90万円の出費になります。福利厚生がない場合の家賃は1年間で120万円になります。保育園の費用は4万円-2万円=2万円となり、1年間で24万円の出費で済みます。福利厚生がなければ48万円です。住宅手当と保育手当だけで年間の出費を54万円も少なくする事ができます。2つの手当だけを考えても、年収が50万円以上高くなったのと同じ事になります。

「年間休日」が多いかも重要

「年間休日」にも注目です。例えば年間休日が105日の職場と125日の職場があります。休日の差は年間で20日です。仮にどちらの職場の年収も同じとなると、20日も少ない勤務数で、同じ給料をもらえる事になります。さらに10年のスパンで見れば、200日と7か月前後少ない勤務日数で同じ給料をもらえることになります。もしこれだけの休日があれば、資格取得のための勉強をしたり、家族と一緒にいられる時間を充実させる事ができるかもしれません。「給与が普通ならいいや」と思い、「年間休日」に注目しないと損をしてしまうかもしれません。

退職金が充実している職場

福利厚生が充実している職場の筆頭が、公務員と同等の扱いを受けられる公立病院です。一般的な医療施設の初年度の有給休暇は10日前後ですが、公立病院はいきなり20日前後認められています。退職金制度も優遇されているため、定年まで無事に勤めあげればかなりの金額の退職金を手にする事ができます。民間病院でも、大学病院や大手企業が経営している病院は福利厚生が手厚い傾向があります。また福利厚生は額面が充実しているだけではだめで、「利用実績」にも注目です。福利厚生が充実していても、利用できなければ意味がありません。例えば有給休暇がたくさんあっても、取得している人がいない場合は、取得できない雰囲気の職場という事になります。福利厚生を使いやすい雰囲気の職場を重視しましょう。

「看護師転職本」

転職を目指す看護師が、転職活動に入る前に読んで欲しい本があります。
まず転職で失敗したくない人や、初めての転職で不安な看護師におすすめしたい書籍として「なぜ?あの看護師は転職に成功したのか」石野宇宙著があります。

なぜ?あの看護師は転職に成功したのか

この一冊を読み進めていくと「看護師の転職裏事情」を知る事ができます。

また、「看護師転職成功する人、しない人: 看護師の転職成功する人だけが知っている秘密の話し」下地楓香著もおすすめです。

看護師転職成功する人、しない人: 看護師の転職成功する人だけが知っている秘密の話し

看護師が転職活動をする時に「知っているだけで成功する話」が満載の書籍です。

そして看護師就活のプロが教える面接の攻略本「看護師採用試験 面接試験攻略法」濱田安岐子著は看護師の転職の面接突破のために欠かせない本です。

看護師採用試験 面接試験攻略法

これを読めば、面接官に好印象をもたれる自己PR作りができるようになるでしょう。

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